06/02
 「気をつけて帰ります」と ひとり夜道を行く少女に、「送っていこうか?」と声を掛けるべきだったろうか。
 どうもみなさん、ご機嫌麗しゅう。とっさの小嘘はすぐ出てくるのにとっさの優しさを引き出せない秋雲です。

 さて、今日は予告どおり、FDC : ARS = 9 : 1 で世界観とか設定のお話をします。説明したいだけ延々と語り続けます。つまらなかったら校長先生の話を聞く時みたいにさらりと受け流してください。もしくはブラウザのもどるボタンで戻れます。

 さてまず、 FDC の意向について。
 FDCとは、高校時代に授業中の暇潰し休み時間の時間つぶしで生まれた、 ARSの原型です。ボクの前に月影くんがいて、隣に狼魔クンがいて、斜め後ろに瀬田君がいて、斜め前方にと〜かくんがいた座席配置の頃だと思います。
 先日書きましたが、時期が来たらこの FDCもHP上に載せるつもりです。その際、設定は出来る限り初期のもので上げたいと思っています。

 して、その初期設定とは たとえば、中岡麻子が坂本誠と同い年だったり、浅野季沙が彼らと幼馴染だったり、坂本泉水がブラコンだったり。するのですが。
 現在は色々な紆余曲折を経て、上記はそれぞれ、麻子は誠の一つ下、季沙と誠は高校が初対面で麻子とはしばらく面識は無い、泉水は女子高通いで兄離れしたがっている、という風になりました。
 あと、話の始まる年が、 ARSは2002年(誠・高一)、 FDCは2004年(誠・高三)とも違います。これは、描きたいことが段々増えていったけど、一年間じゃスケジュール(話の中の時間的な意味で)の都合で無理。だったら遡るしかないな、ってことで一年、二年と前倒しになった結果です。
 他に大きな違いといえば、まあ主に麻子なのですが、背の高さが違ったり胸の大きさも違ったり、性格なんか二面性があって、誠に対してはお姉さん気質で何かと世話焼きたがったりするんだけど、嫉妬深い。誠が他の女の子と仲良くしてるものならとにかく妬く。世話も焼いてヤキモチも妬くのは一番手に負えません。(秋雲的判断による。)あとドイツに留学しません。
 あ、因みにヤンデレじゃないよ。秋雲自身ヤンデレってもんをアニメの楓と桂さんしか知らないので、描けません。色んな意味で、描けません。
 しかしなんていうか、ARSにまだ麻子出てきてない ていうかまだ話も全然なんのこっちゃ分からん内から 「違い」がどうこう並べ立てられてもさっぱりパリパリ知ったこっちゃねーや と思われるかもしれませんが、次は季沙について。(オイコラ)
 季沙は、 FDCでは大人しいです。なんていうか、普通の女の子?でもちょっと違うか。物静かで、あまり自分から声を掛けるタイプではない子です。内向的というか、う〜んと、おっとり?趣味は読書で、休み時間は独りで読書。好きな本は中世の戯曲。『デカメロン』とかその辺。結構 耳年増。あとあの仰々しい喋り方もありません。それと沙季のことは「姉さん」ではなく「お姉ちゃん」です。初期設定準拠で。
 沙季はー―――――――、………………………、数少ない「あまり設定変わってないキャラ」です。強いて挙げるなら百合設定が無いくらい。初期設定にはありません、これ。 性格も、あまり変わってませんねえ。本人が言うところの、「やるときゃやるが基本的にダラけた性格」ってのはホント、最初から変わってませんし。
 え、泉水?泉水は、FDCでは 兄さん(誠)LOVE な妹です。ARS最終決定設定では、上記の通り 兄離れしたくて半全寮制の女子高に入学する段取り。
 「半全寮制」ってのは(一応説明)、全寮制のできそこないみたいな感じと思ってください。学生寮は設置されているんだけど、希望者のみ寮に入って生活するって制度。三年間通年制度の為、寮生は長期休暇の帰省の場合を除き自宅への帰還は禁止。また、当初自宅通学を希望した生徒も、余程の事情(自宅が火事で全焼、親がリストラで破綻して棲む家が無くなった など)で無い限り寮への転入は不可。(但し転校生を除く)  なので入学時の希望アンケートで三年間の生活が決まるって寸法。大体こんな感じ。
 でも実際ありそうだよね、こーいう制度。あるのかな?なんか、狼魔クンがこういうの詳しそうと思うのは勝手な思い込みだろうか?
 で、泉水はこの「半全寮制」を選択し、同級生 1人・先輩 2人と同室。 って設定になっているのが、 ARS。
 FDCでは、うーん。こう言っちゃ何だが「インセスト」方面の。でも手は出してません。泉水にはその勇気が無く、誠にはその気がさらさらありませぬ。しかし接吻くらいはしたい、そんな葛藤の少女。
 それとこの娘、FDCでは麻子の一学年後輩に当たるわけですが、麻子を年上扱いせず、むしろ敵対心を通り越して嫌悪感バリバリで接してきます。ある意味、ヤキモチ妬きの方では麻子より勝ってるかも。でも知り合いの男に麻子襲わせたり誠を強引に奪おうなんて汚いマネをする少女ではないので安心(もしくはガッカリ)して下さい。
 さっきも書いた通り、この子に足りないのは「勇気と度胸」なのでそんなこと出来ないし、そもそも麻子は合気道と空手と、それに独学でその他格闘技やってる(と云う裏設定)ので、男にレイプされようものなら手首どころか肩外す勢いで逆に襲います。無謀です。それを泉水は知っているので もし度胸あってもやりません。だいたい この子、男友達はいないので根本的にありえないです。なので安心(あるいはガッカリ)して下さい。

 さぁて、長々と書きましたが、これまだ続きます。
 次回は FDC世界に存在する、不思議な特殊能力とその保持者について。

 また長くなるので、興味なかったら華麗にスルーの方向で。


Unbridgeable to Past
"確かに。あなたは逸脱してるわ。でも、そのことは異常と同義じゃない。だって、あなたは私の妹だから。"


06/04
 今週も一週間、長かったァ。

 さて、今日は蘊蓄小休止。普通の雑記やります。
 まずはweb拍手の返信から。
>あーッ!送ってくって言ってー、えっちなこと考えてるんでしょー!?
 し、しし、失敬なッ!送っていったついでに家に上がりこんでどうこうとか、そそ そんなことするか!むしろ夜道で襲うわ!(襲いません。)
次、>なんてミラクルな席配置なの!?
 うーん。ミラクルと云うか、むしろその座席配置のときに知り合ったんだと思う。たしか隣り辺りで『エヴァ』の話してて、私が混ざって、そのあとも殆ど自動的に寄ってたかって、今の集団が出来たんじゃなかったっけ?
 そこんとこどうですか?大体そんな感じでしたよね? (瀬田君と 月影くんと と〜かくんと 狼魔クンに向けて)

 以上、webはくしゅでした。


 さて、まず業務連絡。ルーズリーフ(手書き)での次回更新分が今日やっと完成しました。
 ここまでくるのに約半年以上ですね。何やってんでしょう。
 実は最初、既に最後まで描き上げたものがあって、途中までPCに移してたのですが、中盤ちょっと気に入らなくなって、中盤そこから描き直して、また出来上がったのは良いけど 今度はキャラの位置付けを変えたくなって。
(そこまで来て!?)
(全体を掴むには仕方なかったんだよ。)
 で結局 最近また直してたのですが、今度はもう大丈夫です!TAKE-3 で漸く完成しました。
 しかしサブタイトルだけは先日からこっそりと公開してたりします。 ARSのトップページに載ってますが、サブタイは「そして止む雨。」です。
 これでも結構悩んだんだ。そんな目で見ないでくれ。

 ところで今回は [side-C] ということで、菊池しおんという娘が主人公です。因みに [side-B] が季沙、 [side-A] が松本杏樺です。この説明したっけ?
  ARSはいくつかの [side] に分かれていて、それぞれに主人公が配置されています。それが コレ(↑)。
 あとついでに補足。もうじき更新予定の [side-C] は序盤 1998年 から始まって、終盤が 2001年 で終わります。導入部というか、ちょっと過去の話です。
 前に更新した「青春の五月晴れ。」は 2002年の 5月です。

 あとはそうですね。報告事項は……。
 あ、そうだ。
 その「青春の五月晴れ。」ですが、前回更新したデータだと読みづらいと思ったので、最近の雑記と同じ仕様にしました。(文頭スペース・行間)
 以前よりは見やすくなったかと。

 それと上記の主人公に麻子の名前がありませんが、彼女はちょっと特殊なのであえて書いてないだけで、中岡麻子は主役です。ご承知の程よろしく。


 それでは、今日はこの辺で失礼します。次は多分、蘊蓄。


Unbridgeable to Past
"私はきっと、あなたみたいな性格の人に弱いのだと思う。だって、こんなにも好きになってしまったから。"


06/12
 みなさん おひさしぶりです。一週間まったく更新していませんでしたが、私は夜な夜な、ゼブラカラーの小っちゃなアイツと戦ってました。10ヵ所余りで被害を受けるも大奮闘を繰り広げ、戦果は上々。自室の敵兵は全て殲滅しました。
 しかし今日も新たな侵入者が予測されるので、油断は出来ません。戦いはこれからも続くぅっ!
 って言ってるそばから一匹撃破。

 さて、今日は生まれてこの方 19年と数年、初めての夜遊びをしました。だってしょうがないじゃない。「レイトショー」しか無いって云うんだから。
 という訳で観てきましたよ、『劇場版 空の境界「痛覚残留」』を!
 以前も話題に挙げましたが、『痛覚残留』のキーパーソンこと浅上藤乃(cv.能登麻美子)、そして両儀式(cv.坂本真綾)がたまらなくカッコいい!!橙子さん(cv.本田貴子)も勿論負けちゃいませんがね。(敬称略)
 『伽藍の洞』のアレを除けば 対藤乃は式の初戦で、第一章『俯瞰風景』の一ヵ月前の話となる『痛覚残留』。とりあえずこれで序盤三部作の内真ん中 (『殺人考察(前)』) 以外は観たということに。
 内容ですか?
 一に藤乃 二に藤乃、三四も藤乃で五が藤乃です。
 DVDまであと一ヵ月、ますます楽しみになって参りました。
(お前、宣伝する気ゼロだろ。)
(伝わらなかったか?藤乃への愛が。)
 最後に、学校や就活で忙しい中 本日の映画鑑賞にお付き合いいただいた と〜かくん、ありがとうございました!!


B and B
「わたし、あなたが羨ましい。そうやって、悪態をつける家族がいて。」
「別に、あんなヤツ家族なんかじゃ……。」
「ほら、それ。」
「む。」
「わたしには、そういう家族はいないから。」
「……アンタだって、今の家族に言ってやれば良いじゃない。」
「無理だよ。」
「どうして。」
「わたしは、あの家でも独りだもの。あそこでは誰も、わたしを必要としていない。」
「アンタは、誰からも必要とされていないわけじゃないよ。」
「……?」
「アタシは、アンタといると楽しいから。」



06/14
 周辺の音響機器を audio-technicaへの統一計画実施中。

 さて、シェイミの新たなる真実が発表されましたが、正直に言おう。これは認められない

 それはさておきweb拍手。
 >月影くん
 えーっと、今月 2日に書いたの座席配置についてのご回答です。
 どうやら私の記憶違いだったようで、寄ってたかるようになったのは既に 2年生の頃だったって。そう云われてみれば、そうかも?(ぉぃぉぃ  (´x`/)/<<¬(`д´)」
 でも FDCが生まれたのは 3年生のとき。これは間違いない。
 あ、座席配置は 3年生で合ってるそうです。
 いや〜しかし、 2年生の時の記憶が薄いなあ。修学旅行で沖縄行ったくらいしか憶えてないや。
 ………あ!思い出した!!
 そうだそうだ、そうだよ。修学旅行のときのグループ編成が 月影君と と〜かくんと 狼魔クン (+ そして何故かリーダーの秋雲)だったじゃないか!瀬田君だけ違うグループだったけど、思い出した!! 2年生の時は既につるんでた、うん。
 それで、出発の前日に『半分の月がのぼる空』の二巻を買ったんだ。確か当時の最新刊で、表紙絵(山本ケイジさん)に惹かれて、だけど一巻が店頭に無くて、その頃は移動手段が自転車だから 3〜4キロ離れた もうちょっと大きい本屋に行くのも億劫で、しかたないから二巻を買ったんだ。
 うん、思い出した!
 飛行機の離陸初体験の時に対ショック態勢を取ったことも思い出しました。隣で狼魔クンが大笑いしていたのも思い出しました。コノヤロウ、こっちは本当に怖かったんだぞ!


 えー、お時間も宜しい頃で、そろそろいい加減に蘊蓄の続きでも ちまちまと書こうかと思います。戻れます
 予告では、「FDC世界に存在する、不思議な特殊能力とその保持者について」でしたね。じゃ、いきましょうか。

 さて、果たして、これを呼んでいる方の中に、昨年のエイプリルフール企画の内容を憶えている方は見えるだろうか。いや、いないと思う。なので、とりあえずここをご参照下さいませ。
 で、ですね。
 今日お話しする「特殊能力」ってのがその ''アンジェ【ANGE】''なワケでして、ちょっとややこしいです。 と、その前に。''ANGE''の元々の名前は「ヴァリエイション」で、その所持者は「ヴァリエイター」という設定でした。諸所の理由(ゴツすぎるとか長すぎるとか英語のスペルがメンドイとか)で今は「ANGE」に変更。
 で、ですね。
 このアンジェの所有条件の説明の前に、紆余曲折の経緯を解説。
 最初(「ヴァリエイション」の設定)は、地球外超微生命体(宇宙から来たバクテリアみたいなの)がある種の興奮状態にあった人間の脳に侵入し、侵蝕 → 増幅 → 脳が進化 → 特定物を自在に操ることが出来るようになる。 というものでした。が。
 この後に「天使とか悪魔とか登場させるか?」なんて構想を持ちました。

・元々天使だけが持っている力、それが「アンジェ【ANGE】」。それを使うのは天使のみが赦され、人間に分け与える事は固く禁止されている。だがそれを人間に与え、罰を受けた天使がいた。彼は羽を奪われ、ANGEを奪われ、人間と同じ姿の堕天使となった。
・天空界では、天使たちは自らを「純白」の象徴であることを掲げ、誇りにしており、人間を「漆黒」の象徴として蔑んでいた。故にANGEを手に入れた人間は「白と黒が混ざり合った者・灰人かいじん」と呼んだ。
・天使が人間にANGEを与える方法は、自らの羽根を一枚、人間に差し出すだけ。

 大体こんな感じ。
 堕天使の元ネタはあれですよ、プロメテウス。 ヒトに火を与え岩に括り付けられ鷹に臓物喰われ続けた、劇場版『エヴァ』の弐号機の末路のオリジナル。
 でも流石に天使とか悪魔とか出すわけにはいかないんで、第三世界の人間に置き換えた ということ。
 で、ですね。
 最終的に「アンジェ」は、その第三世界(略称:「TW」.Third Worldじゃないよ)の人間が FDCの人間(←誰でもいい)にコンタクトを取り、能力(「アンジェ」)を覚醒させる。 といった感じにまとまりました。
 つまるところコンセプトは「羽根を与える話」と一緒です。

 TWの話はまた今度、時間のある時に。このTWの登場人物は、実は随分前に紹介だけされてます。ま、それも含めて追々。

 そんでもってANGEの発動状況とかについてなんですが、もう日付変わってしまったのでまた次の機会にしたいと思います。
 だらだらとまだ続きます。よろしゅう。


Unbridgeable to Past
"戦うときには''勝つ''と思うな。''負けない''ということだけを考えろ。"


06/20
 いま頑張ってルーズリーフからPCに書き写してますが、なんてメンドクサイんでしょう。とても面倒で、でも頑張る。頑張って、 6月中に………できるといいなあ。(だんだん弱気)

 さて、『ぷよぷよ!』の廉価版(\2,940-)が発売されました。発売日に定価(\5,040-)で買ったおいら涙目。バイト先のゲームコーナーでも、廉価版発売に伴い通常版の価格も合わせられていました。悲しいかな。
 で、なんか悔しいので家に帰って『ぷよぷよ!』久しぶりにプレイ。
 あ、ダメ!感覚取り戻すのに時間掛かる!サタンさま無理!速い!倒せない!
 試しに妹と通信対戦やってみましたが、「久しぶりなんだけど」と愚痴る割にはお前 "全消し" 出しすぎ!ていうかおれも久しぶりだっての。
 いかん。ブランクが長すぎたんだ。練習しよう。
 それにしても、やっぱり『ぷよぷよ』の音楽かっこいいなあ。 対サタンさまのときの音楽なんて、「まさにサタンさま」だからねえ。
 あと個人的には、『ぷよぷよフィーバー』の 対ポポイ戦 のときのBGMがベストだったりする。
 ところで右の Amazonnリンクは、アドバンス版の『ぷよぷよ』です。『ぷよぷよ!』で出演しなかったキャラが多数(というかオリジナルキャラ)出演していますし、物語形式で、二周目以降には わらしべもあって やりこみ要素がふんだんに盛り込まれています。
 プラットフォームがアドバンスと云う事もあって、音質は DSに劣りますが、遊び応えがあってなかなか面白いですよー。

 さて、話が大きく変わりますが。
 今日から レジギガス Lv.100 の引き換えが始まりました。
 駄菓子菓子、こちとら去年のダークライやデオキシスや、パルシティで貰った 3匹が未受け取り状態のまま残っているので日中必死こいて作業してました。あと残っているのが デオキシス 2匹 に ダークライ、 ルカリオ、 ミュウ、 マナフィ がそれぞれ 1匹ずつで、計 6匹。
 こいつぁ大変だ。
 とりあえずそのデータが入っているカートリッジは 2本なので、他のカートリッジの方でレジギガスはもらえます。あとはシェイミの分の空きを作っておかなければな。
 あ、そういえばバイト先の仲間に『ダイヤモンド』一本貸してるの、そろそろ返してもらわなければ。

 あ、そうそう。今日の金曜ロードショーで『MATRIX』やってましたね、第二章を。来週も引き続き 第三章を放送するそうですが、更に来週は『猫の恩返し』を放送するそうです。
 きたー!
 これジブリ作品の中で『ラピュタ』と『となりの山田くん』の次くらいに好きです。それでもかなり好きです。録画せねば。

 内容に統一性がないですがご勘弁。


Gold and Silver
「彼女は何処だ。」
いつもより一層険しい顔をして私へ詰め寄る。愛の告白ならば勢いに圧されてOKを出してしまいそう。
「知ってるくせに、態々訊くのね。」
彼の眉間の皺が増える。私は壁に叩きつけられると、そのまま胸ぐら、いえ、首を掴まれた。
「ジーグの許へ!どういうつもりだッ!」
「私を殺す?いいわ。貴方の手の中で死ねるなら。」
「質問に答えろ。」
喉への圧力が更に強まる。それと同時に、向けられる左の掌。
"アブソリュート"を使えば確かに私から答えを得られるだろう。
「心配ないわ。彼なら、或いは彼女を導いてくれる。」
異邦人ストレンジャーだぞ!」
「だからこそよ。彼女も同じストレンジャー。そして、もしかしたらオラクルである可能性すらある。」
「バカな。ありえない!」
彼の両手が離された。掴まれていた首筋が、すっと涼しくなる。
「何故ストレンジャーがオラクルに!?あれは生まれ持っての、神より与えられし素質だ!」
「まだ分からない?それとも理解を受け入れたくないのかしら。もしも彼女の躯が、その神によって創られたものだとしたら?つまり彼女の魂は、神に選ばれたのだとしたら。」
「バカげてる!」
「でも、それなら全ての辻褄が合うわ。彼女の"オートマティック・オールマイティ"も。」
しばらくの無言が続いた。彼は私の目を捉えたまま、じっと動かない。やがてこう訊ねた。
「何を企んでいる。」
「その質問にはまだ答えられないわ。それで悪いんだけど、私からも質問いいかしら。」
「何だ。」
「何をそんなに恐れているの?ソル。」


06/27
 移動終わったー!!
 宣言通り、木曜日に出来上がったぞぉ!
 てなことで長らく掛かりましたが漸く完了しました。そんでもって当該分を更新しました。約 10ヵ月の間を空けての更新です。なにやってんだマッタク。

 さて、いま日本テレビで『MATRIX REVOLUTION』やってる時間です。もちろん録画中。
 DVD?持ってるよ。でもね、和訳のキャスト違うからさ。スミスが大塚芳忠さんよ?録るでしょw
 そして、来週はいよいよ『猫の恩返し』。監督はアノ森田宏幸ですが、何しろ主人公が可愛いのでw(ぇ

 ところで、『俺たちに翼はない』(の、「Prelude」)がいよいよ明日発売です。待った待った待ってました!当分は「本編いつ?」なんて無粋なことは言いません。そんなことしたらバチが当たるわ。
 特にシナリオが楽しみでしかたない。以前雑誌で導入部というか、一部抜粋したものを読んだことをあるのだけれど、それが本当にとても面白かったんだ。センスがいいんだよね。
 でも明日はバイトなっのっさー。
 そして新しいゲームを追加するとまた積みゲーが増えると。
 まあでも?以降作業も終わったし、古いのはオートモードで読みながらポケモンなりなんなりやって片付けちゃいましょう。でないとやっとれん。 orz
 とりあえずHDDに残ってる ………何本か分からんけど(ぉぃ  頑張っていきましょう。

 ふぅ。
 さて。いやしかしホント疲れた。昨日の昼から初めて、休憩や食事などをはさんで、日付が変わって今日の深夜 2時ごろに完成。お陰で眠たいのなんの。
 とりあえず、一年後の更新は まぬがれた。次の更新はいつになるかまだ分からないけれども、とりあえず一番近いのは今回上げた「そして止む雨。」のつづき。ワーキングタイトルは「girls」で、いよいよ登場する坂本泉水の主観でお送りします。(予定)
 それでは今日はこの辺で。ごきげんよう。


Unbridgeable to Past
"私にはそういう概念が欠落していてね。悪いけど君に共感は出来ない。同情くらいはしてあげるけどね。"